「名義貸し(めいぎがし)」とは、自分の名義を他の人に使わせ、その名義で契約を結んだり、行政手続きを行ったりするを指します。
2つのパターン
名義貸し詐欺の手口には、主要な2つのパターンがあります。![]()
- 知人からの依頼によるもの。
- 詐欺グループによるもの。
名義貸し詐欺の内容は、老人ホームの入居権、消費者金融、クレジットカードなどの名義を借りる代わりに謝礼を支払うと持ちかけてくることです。
具体的な名義貸しの例
- ローン・クレジットカード:他人名義でローン契約やカード契約を審査に通らない人が結びカードや暗証番号を渡す。
- 携帯電話契約:犯罪に使う携帯電話を契約させる目的で名義を貸してもらう。
- 不動産・建設業: 宅建業法や建設業法で禁止されている行為を行う。(実際には居住しない、経営しない人が、名義だけを貸して契約・申請を行う行為)
- 銀行口座: 謝礼が欲しくて犯罪利用目的で使われる口座を貸す、売買する。
名義貸しは違法とされているケースが多く、大きな金銭的・刑事的責任を伴いう非常にリスクの高い行為です。
リスク
- 法的な責任: 法律に違反し、懲役や罰金が科される。(例;犯罪収益移転防止法や携帯電話不正利用防止法など。)
- 契約の責任: その契約に関するすべての支払い義務や法的責任である借金、損害賠償、事故の責任などを名義を貸した本人が責任を負う。
- 犯罪への加担:名義貸しはマネーロンダリング、詐欺、特殊詐欺などの犯罪に利用されることが多く、犯罪に加担したことになる。
- 実態と表示の不一致:責任の所在が契約の名義と実際の利用者が違うことにより責任の所在が曖昧になり、相手方に不利益を与える。
名義貸しは、友人や家族からの頼みであっても絶対に応じるべきではなく、関わると非常に危険な行為です。 インターネット上などで名義貸しを依頼されても、絶対に応じてはなりません。
普段からの心得と対策方法
- 知人や友人、先輩や同僚などから「お願い!」と頼まれても自分のカードを貸したり、自分の名前を貸さないようにしましょう。
- 「調査」という名目のアルバイトには、自分名義カードを作らせ作ったカードを解約すると見せかけ、不正利用する「アルバイト詐欺」なので注意しましょう。